「札幌市に補助があるらしいけど、農家じゃない自分でも使えるの?」
そんな家庭菜園派の方に、必要な情報だけをまとめました。
札幌市には、家庭菜園をしている市民が使える電気柵の購入補助があります。農家でなくても対象です。補助は購入額の半額、上限4万円。令和8年度の受付は令和8年5月15日(金)〜9月15日(火)必着、予定60名です。
- 誰が対象か(農家でなくても使える条件)
- いくら戻るか(購入額別の補助額シミュレーション)
- 申請の流れと必要書類(4点)
- 対象外になるケースと「予定60名」の注意点
※ 札幌市公式ページをもとに作成。最終確認:2026年7月12日
▶ 全国のクマ対策補助金の探し方はこちら →クマ対策の電気柵と補助金まとめ
まず結論:札幌市に住んで家庭菜園をしていれば、農家でなくても使える
→ 札幌市民で家庭菜園をしていれば、農家でなくても使えます。補助は半額・上限4万円です。
この補助金のいちばんの特徴は、対象が「農業者」に限られていないことです。全国のクマ・獣害対策の補助金は農作物を売る農家向けが大半で、家庭菜園の人は対象外になりがち。札幌市はそこが違います。
目的は「ヒグマの出没抑制」。市はこう説明しています。ヒグマが家庭菜園の作物を食べると人の食べ物の味を覚え、市街地に繰り返し出てくるきっかけになる。だから、庭先の畑を電気柵で守ることを市が後押しする、という仕組みです。
補助額は購入金額(税込)の2分の1、上限4万円。千円未満は切り捨てです。
対象になるのはどんな人?
→ 市内で家庭菜園をする市民です。ただし1世帯1回きり。過去に使った世帯は申請できません。
札幌市公式の条件は次のとおりです(2026年7月12日確認)。
- 札幌市内に住み、市内で家庭菜園を行う市民(法人は対象外)
- 電気柵の設置指導を受けることに了承できる人
- 令和6年度以降に、この補助金を受けていない世帯
- 暴力団関係者でないこと
ポイントは3つ目です。同じ世帯で過去に一度使っていると、もう申請できません。 1世帯につき実質1回きりの制度と考えておきましょう。設置指導を受ける前提もあるので、「柵を買って終わり」ではない点に注意してください。
いくら戻る?補助額シミュレーション
→ 購入額の半分が戻ります。上限は4万円です。
購入額の半分が戻り、4万円で頭打ちです。目安を表にしました。
| 電気柵の購入額(税込) | 補助額 | 自己負担 |
|---|---|---|
| 2万円 | 1万円 | 1万円 |
| 4万円 | 2万円 | 2万円 |
| 6万円 | 3万円 | 3万円 |
| 8万円 | 4万円(上限) | 4万円 |
| 10万円 | 4万円(上限) | 6万円 |
購入額が8万円を超えると、補助はそこで止まります。柵は畑の広さに合わせて必要な範囲で選べばOKです。上限の4万円に届かなくても、購入額の半分は戻ります。なお千円未満は切り捨てなので、たとえば1万5,500円の柵なら半額は7,750円ですが、補助は7,000円になります。
対象になるのは電気柵一式です。電源装置・柵線・支柱・がいし(電線を支える絶縁部品)・出入口用の絶縁取っ手・アース棒・アース線・危険表示板・電圧測定装置。この範囲の品目が対象と公式に示されています。
申請の流れ(買う前に申請するのが鉄則)
→ 先に申請、買うのは交付決定のあとです。先に買うと対象外になります。
📌 いちばん大事な注意:交付決定の前に電気柵を買うと、補助の対象外になります。「先に買ってあとで申請」はできません。
流れはこうです。
- 交付申請書・誓約書・設置場所予定図面・市内住所の確認書類(写し)の4点を用意する
- 郵送・持参・メールのいずれかで札幌市に提出する
- 交付決定の通知を待つ
- 決定後に電気柵を購入・設置する
- 設置指導を受ける(11月30日までに)
書類のうち「設置場所予定図面」は、庭のどこに柵を張るかを描くもの。難しく考えず、敷地図に柵の位置を書き込む程度で構いません。詳しい書式は公式ページから確認できます。
対象外になるケース
→ いちばん多いのは「先に買ってしまう」失敗です。買うのは交付決定の通知が届いてから。
申請前に、次に当てはまらないか確認しておきましょう。
- ❌ 交付決定より前に電気柵を購入した
- ❌ 令和6年度以降に同じ補助金を受けている世帯
- ❌ 市外に住んでいる、または法人での申請
- ❌ 設置指導を受けられない
とくに多いのが1つ目です。ホームセンターやネットで先に買ってしまうと、それだけで対象外になります。買うのは必ず交付決定の通知が届いてからにしてください。
予定60名=早い者勝ちの可能性
→ 予定60名です。枠が埋まれば9月を待たず締め切られます。5月の受付開始に合わせて動きましょう。
募集は予定60名。予算の上限に達した時点で受付が終わります。つまり、受付期間の終わり(9月15日)を待たずに締め切られることがあり得ます。
札幌市はヒグマの出没が続く地域です。関心を持つ人が多ければ、枠は早めに埋まる可能性があります。「9月まであるから」と後回しにせず、5月の受付開始(令和8年5月15日8時45分〜)に合わせて動くのが安全です。まずは公式ページをブックマークし、書類の準備だけ先に進めておきましょう。
補助金と併せて備えておきたいもの
→ 柵は畑を守る備えです。人が鉢合わせしたときの備えも、あわせて考えておきましょう。
電気柵は畑への出没を防ぐための備えですが、クマ対策はそれだけでは終わりません。畑仕事や庭の見回りのとき、人が鉢合わせしたときの備えも合わせて考えておくと安心です。
熊よけの鈴やスプレー、出没情報を早く知るためのラジオなどは、補助の対象外でも自分で用意しておきたいところ。電気柵を選ぶときに、あわせてチェックしておくとよいでしょう。
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よくある質問(FAQ)
Q. 農家ではない普通の家庭ですが、使えますか?
A. 使えます。札幌市内に住み、市内で家庭菜園をしている市民が対象です。法人は対象外です。
Q. 補助はいくらですか?
A. 電気柵の購入額(税込)の2分の1で、上限4万円です。千円未満は切り捨てです。
Q. いつ申し込めますか?
A. 令和8年度は令和8年5月15日(金)8時45分から、9月15日(火)必着まで。予定60名で、予算上限に達すると終了します。
Q. 先に電気柵を買ってから申請してもいいですか?
A. できません。交付決定の前に購入すると対象外です。決定通知が届いてから購入してください。
Q. 過去にこの補助金を使ったことがあります。また使えますか?
A. 令和6年度以降に交付を受けた世帯は対象外です。
Q. 必要な書類は何ですか?
A. 交付申請書・誓約書・設置場所予定図面・市内住所の確認書類(写し)の4点です。郵送・持参・メールで提出できます。
まとめ:札幌市の家庭菜園用電気柵補助金のポイント
✅ 対象:札幌市内在住・家庭菜園をする市民(農家でなくてもOK・法人は不可)
✅ 補助:購入額の1/2・上限4万円(千円未満切捨て)
✅ 受付:令和8年5月15日(金)〜9月15日(火)必着・予定60名
✅ 注意:交付決定の前に買うと対象外/令和6年度以降の受給世帯は不可
✅ コツ:予算上限で早期終了もあり得る。受付開始に合わせて動く
まずは公式ページで書類の様式を確認し、受付が始まったらすぐ提出できるよう準備しておきましょう。
▶ 北海道全体のクマ・電気柵補助金はこちら →北海道のクマ・電気柵補助金
※ 本記事の情報は2026年7月12日時点のものです。制度の詳細・最新情報は必ず札幌市の公式ページ(https://www.city.sapporo.jp/kurashi/animal/choju/kuma/denkisaku.html )でご確認ください。年度替わりや予算状況で内容が変わる場合があります。


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